こんにちは!You@StoryGateです🌸
今回はついに来ました…待望のBL回!「BLってちょっと敷居が高いな〜」って思ってるそこのあなた!ちょっと待って、聞いてほしいことがあるんです。
わたし、BLもファンタジーの一つだと思ってるんですよね。
実際の男性同士の恋愛は現実としてもちろん存在しているのだけど、BLっていうジャンル自体は異世界転生とか魔法とか、「もしも」の世界観が結構強かったりします(作品にもよる)。
今日は「やだ、普通に読めちゃう」って思える作品から、「ようこそBL沼へ」な作品まで、段階別に紹介していくので、最後まで付き合ってくださいね♪
【注意!】ドラマ化で気になったあなた、ちょっと待って!
『40までにしたい10のこと』
つい最近ドラマが終わったばかりの話題作!風間俊介さんと庄司浩平さんの演技が素晴らしくて、「BLってこんなに自然に描けるんだ」って感動した人も多いはず。
でもちょっと待って!!
ドラマはほんわか系で終わってたけど、原作漫画は…もうちょっと大人向けです(察して)。ドラマの優しい雰囲気に慣れちゃった人は、原作読む前に心の準備をしておいてね。
でも逆に言えば、ドラマで「この二人の関係もっと見たい!」って思った人には、原作はより深い愛情表現が描かれてるから、きっと満足できるはず。続編も出てますよ!
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『美しい彼』
こちらもドラマ化で話題になった作品。萩原利久さんと八木勇征さんの演技が印象的でしたよね。
でも!これも原作は…想像の10倍ガッツリです。
ドラマは上品にまとめられてたから「こんな感じなのね〜」って思うじゃないですか。でも原作のエロシーンは本当にすごい。マジですごい。BL慣れしてる人でも「うわっ」ってなるレベル。
「ドラマ良かった〜♪原作も読んでみようかな」って軽い気持ちで手を出すと、確実に面食らいます。本当に覚悟して読んでください。
逆に言えば、そこまで描くからこそ伝わる愛の深さもあるんですけど…。
凪良ゆう先生の文章もとっても素敵だし、エロシーンもいける!って人は是非原作読んでみてください!
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【安心入門編】ここから始めれば間違いない!
『同級生』シリーズ – 絶対的王道
はい、きました。BL界のレジェンド、中村明日美子先生の『同級生』シリーズです。
もうね、これから始めれば間違いない。断言します。
なぜ同級生が最高なのか:
まず絵が美しすぎる。もはや芸術。恋愛の心の動きがメインで描かれてるから、「あれ?なんか普通に読めちゃった」ってなるんです。やることはやってるけど、描写が上品で美しいの。
そして何より、アニメとドラマCDが神すぎる。
同級生シリーズ一覧
- 同級生
- 唱祭前の音楽の授業中、メガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた同級生の草壁光。佐条は歌なんかくだらないからと思っていたが、ある日の放課後、誰もいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿をみて思わず声をかける…。
- 卒業生 -冬-
- 大学受験を間近に控えた佐条は、予備校帰りに草壁とのデートの時間を重ねていた。そんなある日、佐条の母が入院することになる。病院への往復、家事、そして受験に追われ、心身ともに疲れきっていた佐条は「今、お前に会いたい」と、だれもいない自宅に草壁を呼んだ…。
- 卒業生 -春-
- 佐条の受験まであと数日。学校の帰り道、将来について草壁は「養子縁組とかすんでしょ」と浮かれて話すが、世間はそんなに甘くないと猛反発する佐条。仲直りする間もなく受験会場のある京都まで向かうと、先回りした草壁が待っていた。試験前日、初めて二人きりの夜を過ごすことになり…。
- 空と原
- 原学、37歳、男子校教師、独身、「生徒には絶対手を出さない」というポリシーを持つ男。不器用なオトナ、永遠のアテ馬と呼ばれる原先生に春は来るか!?
- O.B.
- 『同級生』『卒業生』の草壁と佐条、『空と原』のハラセンとソラノ、その他、 コマっちゃんや有坂&響など、〈同級生シリーズ〉を彩る魅力的なキャラたち の””その後””を描いた待望の続編!
- blanc
- 卒業から3年――…京都大学へ進学した佐条。東京で音楽を続けながらバイト勤めをする草壁。別々の進路を歩むことになった二人の行方は……。
- home
- 光と利人、二人が帰るところ。同級生だった二人が結婚して一緒に暮らすまでを収録したオムニバス作品集。
まだKindle版というか電子書籍が出ていませんが、利人の父視点のスピンオフ「佐条利人の父とその部下」もあります!二人もちょっと出てきますよー。
野島健児さんの佐条利人で人生変わる説
わたし、野島健児さんの利人のせいで何回泣いてると思います?
声優さんの演技でこんなに感情移入できるなんて、BLの魅力の一つですよね。
劇場版まで同じキャストっていうのも制作陣の愛を感じるし、たぶんわたしが持ってるドラマCDの中で一番聞いてるのが同級生シリーズです。
ポケットドラマでも購入できるので、サンプルとか聴いてみるのはどうでしょうか?
中村明日美子先生の愛がヤバすぎる件
これ、『blanc』のあとがきで知ったんですけど(著作権の関係で詳しくは書けないけど)、先生は『同級生』『O.B.』と描いてきて、実はその先を描くつもりはなかったらしいんです。
なぜなら、この先は辛い物語を描くことになるとわかっていたから。
実際『blanc』では二人が一時的に別れたり、利人のお母さんのこととか、お父さんとの確執とか、結構ダークな展開が多いんですよね。
でも先生は、「いつか筆を折る日がきたときに、描いておかなかったら後悔する」って思って描いたって…
もうね、この話聞いただけで泣ける。先生のこんな想いが込められた作品だから、みんなにも読んでほしいんです。
【微妙ライン攻め】これBL?それとも…?
『ワンルームエンジェル』- ファンタジー要素で安心
趣味なし、友人なし、恋人なし。
生きる価値、なし。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(30代)は、
うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、
遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見たーーー。お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して
帰宅してみると、そこにはあの時の天使が…。天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、
記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、
天使をしばらく家に置くことに。突然はじまった奇妙な同棲生活だったが
天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心に
ある感情を芽吹かせてーー。あなたは、この関係をなんと名付けますか?
天使×人間の組み合わせで、ファンタジー感強めの作品。BL要素は若干ありつつも、「癒し」「日常」がメインだから入りやすいです。
絵も美しくて、「恋愛」というより「絆」「家族愛」に近い感覚で読めるから、BL慣れしてない人でも「あれ?なんか普通に読めちゃう」ってなるはず。
『ユーリ!!! on ICE』- 議論が分かれるけど美しい
正直に言います。わたし、これをBLって認めてない!
主人公勝生勇利は23歳のフィギュアスケート特別強化選手。実力はあるが、初出場したグランプリファイナルで、メンタルの弱さからの大敗が響くなど、その後も大きな大会へも選抜されずに自身のシーズンが終了となる。スケートのために留年していた大学も卒業したことから、引退も含めた今後の身の振り方を考えるべく、スケート拠点にしていたデトロイトから5年ぶりに故郷・九州長谷津の実家である温泉施設「ゆーとぴあ かつき」に帰省する。
落ち込み状態からの気持ちの切り替えを兼ね、昔のリンクメイト西郡優子の前で憧れの世界トップフィギュア選手ヴィクトル・ニキフォロフのプログラムを滑るが、その動画を優子の三つ子の娘たちによって無断でネットにアップロード、拡散されてしまう。1か月後、その動画を観たヴィクトルが「ゆーとぴあ かつき」を突然訪れ、勇利のコーチになると申し出る。
でもアニメとしての完成度が高すぎるし、どうやら世間的にはBLにカテゴライズされてるみたいだから紹介しちゃいます!スポーツアニメとして見ても、人間ドラマとして見ても素晴らしい作品。スケーティングのシーンが本当に綺麗なので、みているだけでウットリします。
「これはBL?それとも…?」っていう微妙なラインが、逆にBL入門には最適かも。「BLじゃなくない?」って思いながら見てたら、気づいたら沼にいるパターンですよね。
BLの境界線ってこんなに曖昧なんだよ〜っていう良い例でもあります。
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』- 主題歌が神すぎる
通称「チェリまほ」。実写ドラマ化もされたので知ってる人も多いかも。
30歳にして童貞のまま社会人生活を送る安達清は、ある日突然「心が読める魔法」を手に入れてしまう。戸惑いながらも日常を送る中、職場で人気者のイケメン同期・黒沢優一の心を偶然読んでしまい、彼が自分に恋心を抱いていることを知る。信じられない気持ちと動揺で距離を取ろうとする安達だが、黒沢のまっすぐで誠実な思いに触れるうちに、次第に心を開いていく。
二人は互いの不器用さやすれ違いに悩みながらも、初めての恋に向き合い、少しずつ距離を縮めていく。職場の人間関係や友情、恋愛に臆病な安達の成長が丁寧に描かれ、甘酸っぱく温かなラブストーリーが展開される。魔法は「恋する心」を知るきっかけに過ぎず、物語は“人を想う強さ”をテーマに進んでいく。
でもここで語りたいのは作品よりもアニメの主題歌(エンディング)『マジカルラブ』!!
これがもう、BL関係なく良い曲すぎるんです。安達清役の小林千晃さんと黒沢優一役の鈴木崚汰さんが歌ってるんですけど、キャラソンの域を超えてる!
しかも「黒沢心の声だだ漏れVer」とか「黒沢ソロ ピアノVer」「安達ソロ ギターVer」とか、バリエーション豊富すぎて、それぞれ違った魅力があるの。
「まずは主題歌から入ってみて」って言えるBL作品って珍しいですよね。でも気づいたらキャラクターたちに感情移入してて…それがBL沼への第一歩なのかもしれません。
BLの魅力って結局何?
ここまで読んでくれたあなたなら、もうわかってると思うんですけど、BLって決して特殊なジャンルじゃないんです。
恋愛の本質が描かれてる
男女の恋愛でも、男同士の恋愛でも、心の動きや感情の変化は同じ。むしろ性別という壁があるからこそ、より深い感情描写が必要になって、結果的に丁寧な恋愛が描かれることが多いんです。
多様な愛の形を知れる
BLを読むことで、いろんな愛の形があることがわかります。それって人生を豊かにしてくれると思うんですよね。
声優さんの演技力に感動
アニメ化やドラマCD化されてる作品は、声優さんの演技力を存分に堪能できます。
野島健児さんの利人みたいに、声だけでこんなに感情移入できるなんて、新しい発見です!
【豆知識】BL用語ミニ解説
BL読み始めると出てくる用語を軽く説明しておきますね。
知らなくても読めるけど、知ってるとより楽しめるかも♪
攻め・受け | 恋愛関係で主導権を握る方が「攻め」、受け入れる方が「受け」。「○○×△△」って表記では、○○が攻めで△△が受けです。 |
リバ(リバーシブル) | 同じカップリングで攻めと受けが入れ替わること。人によって好みが分かれるので、苦手な人は要注意。 |
年下攻め・年上攻め | 年齢差があるカップルでの分類。意外と重要な要素で、これで作品を選ぶ人も多いです。 |
オメガバース | α(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)の3つの性別がある世界観の作品。かなり独特の設定なので、BL慣れてから挑戦することをおすすめします。 |
総攻め・総受け | 特定のキャラクターが常に攻め(または受け)の役割をすること。推しキャラがいる人には重要な概念。 |
こんなジャンルもあります:現代もの、学園もの、ファンタジー、時代もの、サラリーマンもの…本当に多種多様!自分の好みを見つけるのも楽しみの一つですね。
【声の魅力編】ドラマCDで感じるBLの深み
ここまで読んでくれた皆さんに、もう一つBLの魅力を伝えさせてください。それは「声」です!
BL初心者さんは最初、絵を見ながら読むのがハードル高いかもしれないけど、ドラマCDなら声優さんの演技に集中できるから入門にもピッタリなんです。
『コヨーテ』- 座裏屋蘭丸先生の天才ぶりを堪能せよ
座裏屋蘭丸先生、大好き!!!
人狼(ヴァラヴォルフ)の青年 リリー(通称:コヨーテ) は、自分の正体を隠しながら静かに暮らしていた。ある夜、バーでピアニストとして演奏をしていた マレーネ(本名ヨシュ・ガーランド) と出会う。彼は美貌と才能を兼ね備えた人物で、いつもリリーを口説き、誘いをかける。
リリーは人狼ゆえに人との深い関わりを避けてきたが、ある日突然“発情期”が訪れてしまい、人の姿を保てない怪異な状態になってしまう。その場面をマレーネに見られてしまい、秘密が露呈する危機に直面する。
さらに物語は、マレーネが実はマフィア・ガーランド家の跡取りでありながらも、人狼を狩る組織と敵対する立場にあることが明らかになっていく。
リリーは、マレーネの正体と目的を知り、裏切りや誤解、陰謀が絡む中で揺れ動く。種を超えた恋と運命の狭間で、互いの思いを信じ抜こうとする二人。悲劇か、それとも希望か──。
この作品、はっきり言ってエロシーンすごいんです。でもすごすぎて笑っちゃうwww
特にドラマCDで興津和幸さんが攻めのマレーネ役を演じてるんですけど、もう楽しんでるのがわかるんですよ。声優さんが楽しそうに演じてると、こっちも楽しくなっちゃう。
攻めがくそ粘着質なんですよねwwwでも一度笑い始めると、エロというより完全にエンターテインメントとして楽しめるし、純粋にストーリーが素敵!絵も素敵!!!
BL慣れしてない人でも「あ、こういう楽しみ方もあるのね」って思えるはず。
ドラマCDって結構高いんですよね。。
わたしは手元に置いておきたいものは新規で買っていますが、ちょっと聴きたいなーとかだとメルカリで購入して、iTunesに取り込んだ後にまた売ったりしてます。↓こんな感じでコンプリートセットとかで売りだしてるのも結構あります!
その他の神ドラマCD
他にもおすすめはたくさんあるんです!
『二重螺旋』はもうBLというより昼メロ。登場人物の行動も起こる事件も、完全に昼メロです!ドラマCDでは三木眞一郎さんが大学生じゃなくて普通におじさんになってるのが面白くて、ついリピートしちゃう。
『タカラのびいどろ』は鈴木崚汰さん好きにはたまらん作品。宝のイメージにピッタリで、絵も綺麗だし心理描写も素敵だし、エロも若干抑えめだから初心者向けでもあるかも。
『それでも、やさしい恋をする』は野島裕史さんと森川智之さんっていう大物声優の組み合わせ。カムアウトしない主義の晴海がストレート(恐らく正確にはバイセクシャル)の小野田にがち惚れしちゃう話で、声優さんの演技力に圧倒されます。
ちなみに・・・・
割と声優さんって若手の頃にBLやって、売れてくると時間が厳しいとかもあってか続編以外はあんまり出演しなくなるんですけど、森川さんは違いますw 森川さんは新規のBLドラマCDにもバンバン出てますw
声優さんの演技力って本当にすごい
BLって、恋愛の微細な感情変化を描くから、声優さんの技量が如実に現れるんですよね。同じセリフでも、声のトーンや間の取り方で全然違う意味になったりする。
特に男性声優さんが男性キャラクターの恋愛感情を表現するときの繊細さは、本当に芸術だと思います。
ようこそ、BL沼へ
最後に一言。
BLって、最初は「ちょっと見てみるか」程度だったのに、気づいたらドラマCD何回もリピートしてたり、新刊発売日をチェックしてたりするんですよね。
それってつまり、良い物語は性別関係なく人の心を動かすってことだと思うんです。
今回紹介した作品の中で、一つでも気になるものがあったら、ぜひ手に取ってみてください。きっと新しい世界が広がるはず。
そしていつか、「あのとき読んでみて良かった」って思える日が来ると思います。
BLもファンタジーの一つ。素敵な物語との出会いを楽しんでくださいね♪
今回紹介した作品は全て、電子書籍でも購入できます。気になった作品があれば、まずは1巻から試してみてくださいね!
みなさんのBL体験談もコメントで教えてくださいね〜🌸

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